動物愛誤になっていませんか?犬・猫を里子に出すマナー

動物好きの中でも「動物がかわいそう」「動物をすべてに優先」という、感情を元に行動、活動する人を「動物愛“誤”」と揶揄されることがあります。
動物愛誤になっていませんか?犬・猫の里親のマナー
動物を愛するあまり、自分と価値観の違う人を知らず知らずに攻撃し、動物を大切にする趣旨からずれているという問題が生じています。

今回は犬や猫の里子になる人に、読んで欲しい内容になっています。

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動物愛誤とは

動物愛誤になっていませんか?犬・猫の里親のマナー
動物愛誤とは、「過剰な動物愛護精神」のことで、動物を大切にしたい、可哀想だという感情のみで間違った考えを持ったり行動を行ってしまうことです。

動物を大切にしたいはずなのに、感情のみで行動するため、結果的に動物を大切にすることから離れてしまう事を総称しています。

動物愛誤になっていませんか?チェック

動物愛誤になっていませんか?犬・猫を里子に出すマナー

  • 野良猫に餌付けして、避妊去勢という飼い主の義務から逃げる(飼い主ではないと言い訳する)。
  • 人間よりも動物が大事で、動物のためなら「人間」の不利益に繋がることでも正義と考える。
  • 動物のためになることや動物を守るための策や考えを他者に強要し、応じない人を悪と認定する。

動物を愛する心、愛することはとても大切で失ってはいけないことです。

しかし、動物を愛するための行動や考えを他者に強要したりすることは、行き過ぎた愛護であると言えます。

こちらではマナー違反に繋がる犬の飼育マナーについてまとめています。あわせてチェックしてみてください。
参考犬を飼う時のマナー。犬を飼ったら絶対に守るべき事。

犬や猫を里子に出すときに考えること

動物愛誤になっていませんか?犬・猫の里子に出すマナー
諸事情で犬や猫の里親を募集するとき、募集要項や一定のルールを設けることがあります。

これは動物を飼育する上での知識、経済面、心構えなどが伴っていない人を判断するために必要なことです。

しかし、「里子に出す動物の幸せを願う」あまり、過剰なルールを里親になる人に課していませんか?

  • 飼い主になる人(以下里親)の源泉徴収表の提出。
  • 里親の自宅訪問、譲渡後の頻発なアポ無し自宅訪問。
  • 譲渡動物の散歩の時間、餌の指定。
  • 週単位の近況報告。
  • 里親の勤務先に連絡、人柄の確認。

ウソのようですが、こういった過剰なルールを設けている里子さんは実はかなり多いのです。

里親に出した犬や猫が虐待や悲しい目にあってしまう事件が過去にありました。

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これらを未然に防ぐためには、里親になる人の一定の情報はもちろん必要です。

厳しいルールにすることで、「そのルールを守ってでも、引き取りたい」という思いの強い人を探せるというメリットもあります。

しかし、動物を思うあまり、過度なルールの設定、強要は、「里親になりたい」という人を減らし、動物愛護者が考える「ペットショップを減らしたい」という思いに反し、ペットショップでの購入を結果的に促進する面も孕むことになります。

ペットショップやブリーダーから、提示額(値段)を出すことで、経済力を示し、動物を入手するほうが、譲渡後里子とこじれず無難であるという意見もあるのです。

大切なのは、動物を大切にして欲しいために、儲けるルールと、里親になりたいという人が「ここまでなら守れる」というさじ加減のバランスをとることではないでしょうか。

譲った以上、その里親さんを信じて託して欲しい、後日頻繁に訪問することは、里親さんにとって「信じられていない」と思うことに繋がりかねないと考えます。

筆者個人観点ではありますが、アポ無し訪問はせめて事前連絡後の訪問にし、週単位の報告は最初の2回は月1回、その後半年に1回くらいの報告だと、里親になりたい人も増えてくるのではと考えます。

里親団体と実際にあったこと(体験談)

実際に筆者の妹が、里親サイトに登録していた里親団体から子猫の引き取りに応募し、上記のようなルールが提示され、譲渡された数日後「あなたは猫を第一に考えられる人にみえない」「もっと良い人がいる」と、里親団体の一方的な思い込みと判断で、取り上げられたことがあります。

「茶太郎」という名前までつけ、新しい生活を始めていた妹の悲しみはいかばかりだったでしょうか。

譲渡後数日してから、全く非のない里親から保護猫を奪うことが、正しい里親団体のあり方なのでしょうか?

後日、「寄付金」を出した人が選んだ猫を優先して渡していた事実が判明しました。譲渡済みの猫まで選ぶ対象にしていた杜撰な管理でした。また、譲渡契約時に渡した個人情報もこちらが言わない限り破棄しないどころか「細かい人ですね(笑)」といわれたほどです。

妹は動物病院に掲示されていた個人の「あげます」から子猫を譲り受け、大切に育てています。

妹曰く、「話し合いしても宇宙人と会話しているようで、命の重さ、命なんですと命を強調する感情論の繰り返しで話になりませんでした」とのことでした。

すべての里親団体がこういったところではありません。

妹の対応に良くなかった箇所もあったかもしれません(それを差し引いても譲渡後の取り上げはどうかと思います)。

しかし、里親サイトのマナー違反、常識外のルールなどでトラブルになっている例は非常に多いのです。

動物愛誤になっていませんか?犬・猫の里子に出すマナーまとめ

  • 動物を思うあまり、他者をないがしろにしていませんか。
  • 動物を大切に思うのは素晴らしいことですが、価値観が違う人を否定してはいけません。
  • 動物を里親に出すとき、信用できる人に譲りたいのは当然です。しかし行きすぎはいけません。

動物を大切にする、愛する気持ちが行過ぎた結果、動物を大切にしたいと思う人に届かないのは悲しいことです。

里子に出すのを考えている人は、今一度「相手を信用して動物を託すという事」の意味を考えてみてください。

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