一般参賀は国民が天皇陛下のご尊顔を拝見できる数少ない貴重な機会です。
新年のご挨拶や天皇誕生日、新しく天皇がご即位されたときなどに設けられます。
現地は非常に混雑します。
一般参賀に参列するための服装や基本マナーをしっかり抑えておきましょう。
一般参賀の基本情報
◎日時:1月2日/天皇誕生日/天皇のご即位時
◎参賀時間:10時20分、11時、11時40分の3回
◎申し込み:不要(当日全員が並びます)
◎費用:無料
◎場所:皇居正門(二重橋前)
一般参賀の一番の魅力はなんと言っても天皇陛下や皇族のお姿を生で拝見できる事です。
警備都合上、遠方のガラス越しではありますが実際にお会いすることができます。
私は一般参賀に何度か参加して来ましたが、日本人であることの誇り、天皇制の重要性、陛下への敬いの気持ちを新たに持つことができました。
事前申し込みなどは不要で、当日早くから並ぶ必要があります。
謹賀改元
一般参賀7時時点で待機列は庭園外に伸び、和田倉門の車道に至っております。天気は晴れ、風は弱く涼しいです。
既に数千人は並んでいる模様です。
ご参考までに、上皇陛下の天長節の際も同じ時刻に、同じ箇所に並び、初回のお出ましに十分間に合いました。 pic.twitter.com/VGoeG08CWh— 柾谷 洋平 (@horomin777) 2019年5月3日
機会があれば一生に一度は是非行ってみることを強くお勧めします。
一般参賀にふさわしい服装
一般参賀にあたって、服装にこれといった決まりはありません。
皇居に入り天皇皇后両陛下にお会いするので、香水を着けすぎず、華美ではない清潔な格好で行くと良いでしょう。
履物については長時間並ぶため、足が疲れないようにヒールの高い靴やサンダルは避けたほうがよいです。
また、水分補給ができるように携帯飲み物は常備しておきましょう。
水分を取りすぎるとトイレが近くなるため、とりすぎに注意してください。
一般参賀の基本マナー
- バッグは小さなものをひとつにする
- 飲み物の持ち込みは開封してあるもののみ
- 自撮り棒は使わない
- トイレは事前に済ませておく
- 傘は使えない
一般参賀に参加するにあたり、これらの基本マナー、注意点を抑えておく必要があります。
国を象徴する場所ですので、警備が厳しく、場合によっては入場を断られる場合がありますので、しっかり確認しておきましょう。
バッグは小さなものをひとつにする
入門する際、手荷物検査が実施されます。
大きすぎるかばんは警備上、持ち込むことができませんので、警察に預ける必要があります。
貴金属のボディチェックもありますので、貴金属の着用も避けたほうがよいでしょう。
手荷物は小さなバッグに収まる範囲で必要最低限にするようにしましょう。
飲み物の持ち込みは開封してあるもののみ
手荷物チェックの際、飲み物は中身が危険なものでないかを確認するために、開封して一口飲むことになります。
蓋が開いていない飲み物は持ち込むことができませんので、事前に開封しておきましょう。
自撮り棒は使わない
陛下をより近くで撮影したいと自撮り棒を使いたくなりますよね。
しかし、防犯警備上の理由で自撮り棒の使用は禁止されています。
自撮り棒は持ち込まないようにしましょう。
トイレは事前に済ませておく
トイレは事前に済ませておきましょう。
一般参賀の際は仮説トイレが数箇所設置されますが、現地は非常に込み合うため、参賀の列を離れると並びなおしになります。
1時間以上並ぶことになるので、水分摂取は控えめにする(脱水症状にならないようにしましょう)など各自で対策をとっておく必要があります。
どうしてもトイレに行く場合は、前後の人に列を離れることを伝えておくと横入りトラブル防止になります。
傘は使えない
天皇陛下の前で傘をさすことは、不敬とされていますので傘は禁止です。
雨の日の参賀は雨合羽を着用するなどしましょう。
総括
毎年の年明けや天皇誕生日の一般参賀に比べ、元号が変わり、天皇が新しくご即位される際の一般参賀は参列者が非常に多くなります。
長時間並ぶことになりますので、水分対策などをしっかりして参賀を望みましょう。
一般参賀は陛下とお会いできるだけでなく、普段見られない境内を見学することも可能です。
一般参賀は一生に一度は行く価値があります。
日本について、天皇制の重要さについて、考える良い機会になるでしょう。
コメント